指のむくみの原因は、血液中の水分が多くなりすぎたことによるもので水分代謝が悪くなることが原因です。特に寝ている間は体が水平になっているので、末端にある指への血液循環も滞りがちになり、むくみやすいと言えます。
飲酒した翌日は特に指がむくみやすくなります。それはアルコール摂取により、血管内脱水という状態を引き起こし、血管外に水分を溜め込むからです。むくみの軽減のためにお酒の飲み過ぎに注意することと、飲酒した場合はアルコールと同じ量の水分を摂ってアルコールを早く体の外へ排出するように心がけましょう。
塩分の摂り過ぎも指のむくみの原因となります。塩分の摂り過ぎに注意すると共に、利尿作用のあるじゃがいもやさつまいも、りんごなどに含まれるカリウムを摂るように心がけましょう。また、レモンやグレープフルーツなどの柑橘類や梅干しに含まれるクエン酸にはむくみを解消する効果が期待できます。かぼちゃやナッツ類、アボカドなどに含まれるビタミンEには血流改善効果がありますので、食事に取り入れるようにしましょう。またウォーキングやストレッチなど適度な運動が血行促進に効果がありますので、日頃から運動も心がけるようにしましょう。
即効性を期待するのならば、指の運動が効果的です。まずは両手を高く上げて伸びをしましょう。そして、グーパーを繰り返したり、手を振ってみましょう。また、指折り数える動きも有効です。むくみがあるときに試してみましょう。
通常の指のむくみは朝起きて1〜2時間程度で消えますが、消えないむくみの場合は腎臓病の可能性もありますので注意しましょう。
寝起きに指がパンパンだったら、朝からテンションが下がりますよね。寝起きの指のむくみは、前日の飲酒や日頃の運動不足、偏った食事などに原因があります。ほっそりとした指をキープするためにも、日頃から血行不良にならないように健康的な食事や適度な運動を心がけると共に、もし指にむくみがある場合は指の運動をしてむくみを解消しましょう。