ヨーグルトに含まれる乳酸菌は腸内にある善玉菌のエサとなり、腸内環境を整えるのに効果があります。腸内環境を整えることで、便秘解消や老廃物の排出に役立ち、肌荒れの改善、さらにはくすみを解消し、ハリが生まれるなど美肌にうれしい効果を上げることができます。飲むヨーグルトは普通のヨーグルトを撹拌して液状にしたものなので、乳酸菌やカルシウムなどの成分はほとんど変わりません。ですから、ヨーグルトを手軽に摂れる飲むヨーグルトを活用しない手はありません。
せっかくヨーグルトを摂るのならば、美肌への効果をより高めたいもの。そこでおすすめなのが、飲むヨーグルトをホットで飲む方法です。冷たいまま飲むと腸の働きが悪くなり、カルシウムなどの栄養素の吸収率を低下させてしまいますが、温めることで吸収率を高めることができるだけでなく、乳酸菌の働きも高めることができるからです。ですが、ここで注意しなくてはいけないことがあります。ヨーグルトに含まれる乳酸菌は体温よりやや高めの40度位で活発に働きますが、50度を超えると数分から数十分で死滅するという熱に弱い性質があるのです。くれぐれも温め過ぎには気をつけましょう。
美肌効果を期待するのならば、摂取するタイミングも大切です。そこでおすすめなのが夕食後です。肌は夜寝ている間に作られます。ヨーグルトに含まれるカルシウムのおかげで睡眠の質を高めて、肌の代謝を活発にすることができます。乳酸菌は酸にも弱い性質があるので、胃酸の多い空腹時ではなく、夕食後に摂るのが一番効果的と言えます。
ヨーグルトは朝食べるのが一番というのが今までの常識でしたが、美肌への効果を考えるのならば夕食後に40度程度に温めた飲むヨーグルトを摂ることがおすすめです。夕食後のホットヨーグルトで、熟睡につながり、腸内環境も整い、きっとプルプルの肌へと近づくことができるはずです。乳酸菌は1日摂ればよいのではなく、続けることで効果を上げることができます。夕食後のホットヨーグルトを習慣づけて、きれいになりましょう。